中小企業だからこそできる、温かみのある「新規事業」。アイデアを形にする進め方
中小企業だからこそできる、温かみのある「新規事業」。
アイデアを形にする進め方
名古屋の街を歩いていると、老舗の暖簾をしっかり守りながらも、新しい感性を取り入れて活気に満ちているお店をよく目にします。
先日も有名な和菓子屋さんが、オンラインで和菓子造り講座を開講されているのを見つけて面白い取り組みだなと感じました。
こんにちは。パートナーズブレイン代表、経営ポジショニング戦略アドバイザーの渡辺です。
30代、40代の働き盛りの経営者の方とお話ししていると、共通して聞こえてくる声があります。
「今の事業は順調だけど、このままの延長線上に未来があるとは思えない」
「もっと世の中に役立つ、新しい価値を形にしたい。でも、何から手をつければいいのかアイデアが……」
自分の仕事に誇りを持っていて、さらなる成長を志しているからこその悩み。
それは、あなたが経営者として誠実に未来を見つめている証拠です。
でも、日々の業務に追われ、環境に飲み込まれて、一歩踏み出そうとしては立ち止まる。
そんな、一人で悶々とする孤独なループに疲れてしまっていませんか。
今日は、元銀行員として数々の企業の稟議書が決済されるのを見ながら、私自身も20年超の経営を歩んできた「伴走者」として、中小企業が新規事業を成功させるための「事業企画」の描き方をお伝えしますね。
「能力不足」ではないんです。足りなかったのは「知識」だけ
世の中には、新規事業の情報が溢れていますよね。
「誰でもできる、ゼロからイチを作りましょう」「今、破壊的イノベーションを起こそう」「こんな新しいビジネスを始めました!」。
こういう華やかな言葉に触れるたびに、やってみたい思いはありながらも「自分にはそんな才能はないよなぁ」「何から手を付けたらいいんだろう」「自分の場合何をやったらいいんだろう?なにができるんだろう?」なんて、自信を失いかけてはいませんか。
でも、あなたが足踏みしているのは、決して能力不足ではありません。
これまで会社を維持して、成長させてきたあなたの実行力は本物です。
ただ、中小企業が「勝てる場所」を見極めるための「正しい知識」が、ほんの少し不足していただけなんですよ。
銀行員時代、私は新規事業に失敗して、本業まで傾かせてしまった企業をたくさん見てきました。
彼らは、気合や根性が足りなかったわけではなくて、むしろ、人一倍頑張り屋の社長さんばかりでした。
なのに、中には命を落とす人もいました。
じゃあ、何が明暗を分けたのかというと
それは、「中小企業が戦わずして勝つための、知識に基づいたポジショニング」を知っていたかどうか。ただそれだけ。
知識がないまま新しい海へ漕ぎ出すのは、羅針盤を持たずに航海に出るようなもの。
必要なのは、今の強みをどう配置し直せば、無理なく、それでいて確実に利益が出るのかという「判断基準」を持つことなんです。
私は銀行にいるときに、やったこともない新規事業を勧められお金を借りてしまい、最後身ぐるみはがされる経営者を見ながら、いつか経営者が事故らないように知識をお伝えする仕事をしたいと思い今に至ります。
私のセンサーが「ビビッ」と働いた瞬間! 逃げの一手はさらに悲劇を呼ぶ
先日、映像関係のお仕事をされている方とお話しした時のことです。
自社の事業が伸び悩み、「これから誰に、どう営業していったらいいか」と深刻に悩まれていました。
彼が考えていたのは、こんなプランでした。
「今はAIの時代だからこそ、逆に自分のデザイン力を生かして紙媒体のデザイン事業も展開するのはどうか?」
それを聞いた時、すごく違和感がありました。
今の場所で上手くいかなくなると、みんな「今の自分にプラスアルファ」して逃げの手を打とうとする。
でもね、逃げて打つ手はさらに悲劇を呼ぶことが多いんです。
私のセンサーがビビっと働いて、思わず言っていました。
「それよりも今の仕事で企画力を活かせるポジションに移ったほうがいいですよ」
お話を聞いていると、彼には素晴らしい「企画力」があったのです。そこが一番価値が高いと思ったんです。
つまり一番楽に価値が高い商品を作れるということ。=収益性が高い。
しかもそれを話てるときお顔がほころんで楽しそうだったんです。
でも彼は「製作のプロセスが好きなので、企画のオファーは断ってきた」と言う。
最初、彼は企画案にピンときていない様子でしたが、「気が向いたらそちらの仕事もしてみてください」と軽くお伝えしました。
AIには決して出せない、創造性の価値
面白いのが、後日の話です。
半信半疑で企画主体の仕事にも取り組んでみたら、意外と面白くて楽しかったとのこと!
その勢いで営業も楽しめるようになり、映像の仕事も他からの企画のオファーも徐々に増え、以前に比べて圧倒的に利益が取りやすくなり、見事に復活されたんです。
もし彼が、AIに「映像事業が苦しい。次は何をすべきか?」と聞いていたら、きっとAIは「需要のある紙媒体のデザインもやりましょう」なんて、もっともらしい「逃げの手」を答えていたでしょう。
でも、AIは既存のデータの組み合わせでしか答えられなくて、創造性はない。
その人の本当の適性や、どこに「15度程度ずらした市場」があるかなんて、AIには到底わかりません。
私がイメージしてる業界も、ビジネスモデルも、いつも全然AIは出してこない。
出してこないから質問すると「素晴らしい案ですね」なんて言ってくる。
そういう点で、ほんとにAIは当てにならないなと思うんです。
だからこそ、自分で何とかしようとせずに専門家に頼るのが大事。
社長の想いを「数字」と「ストーリー」に変える
新規事業を立ち上げる時、よく「想い(ストーリー)」だけが先行して、裏付けになる「数字(キャッシュフロー)」が追いついていないケースを見かけます。あるいは逆に、数字の辻褄だけを合わせた、冷たい計画書になってしまっていることも。
私は、この両輪を一致させることを何よりも大事にしています。

社長の頭の中にある『想い』を、リサーチに基づいた『確かな市場』へ。今の位置から少しのずらした売れる場所を見つけることが、新しい扉を開く鍵となります。
-
社長の想い(ストーリー)→ なぜ、その事業をやるのか。誰を幸せにしたいのか。という深い思い。
-
根拠ある数字→銀行が納得して、あなたの会社の財務基盤を揺るがさない現実的なシミュレーション。(借り入れしないにしても)
あなたが頭の中に描いている、まだ形にならない「想い」を、銀行からもお客様からも信頼される確かな「ストーリー」へと変換する。
そして、現場で確実に動ける「ロードマップ」へと落とし込む。
それが私の役割であり、やりたかったことなんです。
20年以上の実業経験があるからこそ、机上の空論じゃなく、現場で起きるトラブルまで想定した、温度感のある計画を一緒に描くことができるんです。
あなたの「15度」を、今すぐ確認しませんか?
「今の事業をもっと良くしたい」「新しい柱を育てたい」
そう願うあなたの情熱を、知識不足という「見えない」不安で消してほしくはありません。
人は、わからないことは不安なんですよ。
だから描く(アウトプットする)。見る。納得する。流れが必要でなんです。
大手の真似なんてしなくていい。
今ある技術、信頼、お客様との繋がり。
それらを大切に持ったまま、届ける相手や場所をほんの少しだけ、スライドさせてみる。
これが、中小企業が最も安全に、かつダイナミックに成長できる「ポジショニングの再設計」です。
「こんなアイデア、笑われるかもしれない」
「自分一人で抱え込むのは、もう限界だ」
もしそう感じているなら、一度その想いを私に預けてみませんか。
私はあなたの「代行者」じゃなく、共に未来を創る「パートナー」として本質的な視点を持って、全力で伴走します。
あなたが心から納得して、社員と一緒に誇りを持って進める「事業企画」。
それを一緒に描ける日を、心から楽しみにしています。
【無料相談(30分)のご案内】
現在、毎月限定3社の経営者様を対象に、オンラインでの個別無料相談を承っています。
-
「自分の強みが、他のどこで高く売れるのかリサーチしてほしい」
-
「新しいことを始めたいけど、今の強みをどう活かせばいいか分からない」
-
「銀行からも信頼される、説得力のある事業計画のヒントがほしい」
一人で悩む時間は、一番もったいない投資です。下記リンクからお気軽にお申し込みください。
あなたの「想い」を「数字とストーリー」に変える第一歩、ここから始めましょう。
[無料相談のお申し込みはこちら]
この記事を書いた人:渡辺えりこ
パートナーズブレイン 代表 / 経営ポジショニング戦略アドバイザー
元銀行員。その後、20年以上にわたって自ら会社を経営し、実業の最前線で「選ばれる理由」を作り続けてきた女性経営者。
単なる「書類作成」じゃなく、企業の独自の強みを抽出して、立ち位置を「ほんの15度」ずらすことで利益体質へ変える独自のメソッドを提供しています。
「社長の想いを数字とストーリーに変える」を信条に、名古屋を中心に全国の経営者の信頼できる伴走者として活動中。